ピロリ菌の除菌を決意する!慢性胃炎になると健康保険が適用

子どもの頃から胃腸が弱かった

子どもの頃から胃腸が弱かった

私は小さい頃からお腹が頻繁に痛くなる体質でした。18歳を過ぎたあたりから、朝は毎日吐き気を伴います。ひどいときは寝起きから「オエッ」となり、歯磨きをすると吐きそうになります。

特に緊張したり、運動したり、お腹が空いていると吐き気は強まります。アルコールやコーヒーを飲むと気持ち悪くなります。

過去には急性胃炎という病名で、病院で投薬治療を受けていたこともありました。急性胃炎は命が危険にさらされることはないですが、一時的な急性胃炎が慢性化することも多いです。

たまに「治った」と思っても元に戻るの繰り返しです。体質の問題で完治することは困難と考えていました。実際、吐いたことも何度もあり、食欲は一切なくなり、集中力も切れ、生活に支障をきたすところまでいきました。

今朝も吐き気と闘いながら歯磨きをしました。もちろん、食欲も出ませんが、食べないと一層吐き気は増すので、無理矢理に野菜ジュースやコーンスープで胃を満たしています。

しかし、この日は胃の不快感から逃れるために最初の一歩を踏み出すことになります。いつも通りの新聞を読んでいると「胃炎と胃潰瘍治療にはピロリ菌退治」の見出しが目に入りました。

ピロリ菌のせいに違いないと確信

その新聞には厚生労働省が「抗生物質によるピロリ菌の除菌を勧める」といった内容が掲載されていました。

ピロリ菌が原因の胃炎と胃潰瘍について、抗生物質で菌を死滅させる除菌療法が他の治療法より再発率が低いとして、最優先と明記。研究班は、これで患者の激減が期待できるとしている。

読売新聞(2003年4月23日)

ピロリ菌を退治して胃の病気を治す方法は、根本的な原因の解決につながる治療です。個人的にはピロリ菌については知っていて、以前から「私も受けてみたい」と考えたことはありましたが、先延ばしをしてきました。

その理由は胃カメラを飲まないといけなかったからです。私は胃カメラが「2度とやりたくない」と思うほど苦手でした。

胃カメラを飲んで胃潰瘍や十二指腸潰瘍の症状を診断したのち、ピロリ菌検査で菌の存在を確認してから、ようやくピロリ菌の除菌ができます。

慢性胃炎や胃潰瘍と診断されない状態で、ピロリ菌の検査をして、菌の存在が確認できても、ピロリ菌の除菌に対しては保険が利かないわけです。

そのため、医療機関によっては胃カメラによる検査を先に行なって、どの程度胃がダメージを受けているかを見極めてから、ピロリ菌の検査を行い、陽性の場合にのみ除菌を推奨するところもあります。

いずれにしても保険が利いた状態で除菌をするためには、胃カメラによる検査はしたほうが、病変を捉えることができて確実です。

個人的には「仮に私の胃の中のピロリ菌がこの胃炎の原因となっているのであれば、一刻も早く除菌して、この不快感が続く毎日から開放されたい」と思い、すぐに病院へ行くことにしました。

すぐにピロリ菌の治療薬は貰えない

すぐにピロリ菌の治療薬は貰えない早速、病院に行くと医師からは「胃の病気を確認しないと、健康保険なしでもピロリ菌の除菌薬を処方できない」と言われました。

これは事前にわかっていましたが、やはり、胃の病気の有無を確認してからピロリ菌の検査をして、本当にピロリ菌が存在することがわかってから薬の処方許可が下りる仕組みです。

ピロリ菌検査に限れば、検査薬を飲んだあとに袋状のゴムに息を吐き出すだけで完了しますが、ピロリ菌が胃に存在しても慢性胃炎などを患っていないと健康保険が適用されないため、胃カメラによる確認は大切です。

もちろん、胃カメラを飲まずに医師が「慢性胃炎」と診断するだけで、除菌薬が貰える病院もありますが、胃カメラで検査をしながら内視鏡で細胞や胃液などを採取して、ピロリ菌検査も一緒にする病院が多いです。

胃カメラを飲むことに抵抗を覚えましたが、胃の調子が治るのであれば「もう我慢するしかない」と思いました。ここまできたら胃カメラでピロリ菌が検出されて、胃炎や胃潰瘍と診断されるほうに期待します。

むしろ、ピロリ菌がいない場合、胃の不快感をどう治せばいいのか難しいですし、ピロリ菌がいた場合でも胃炎や胃潰瘍でないのであれば、なぜ毎朝気持ち悪いかもわかりません。それに胃カメラで医師に診断してもらったほうが安心できます。

そう考えながら、その日は胃カメラを飲む検査の日程を10日後に決め、胃酸の分泌を抑えて胃粘膜を守る薬だけを貰って病院を去りました。

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公開日公開日 2007.04.11
更新日更新日 2015.07.01

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ピロリ菌事典編集部
ピロリ菌事典編集部
執筆・編集
ピロリ菌を除菌した体験談を中心に、胃との関連性を徹底解説。ヨーグルトによる治療や胃疾患などを紹介しています。

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