梅干は梅を塩漬けした後に、日干しにした漬物で日本の伝統的な健康食品です。
例えば、全国有数の和歌山県の紀州梅は皮は柔らかくて果肉は厚く、種も小さいので、収穫された70%が梅干に加工されます。
実際、町ぐるみの最新の研究では、梅干に胃癌などの病気予防に役立つことがわかってきました。
唾液の分泌を促して食欲を増進させたり、クエン酸の効能から疲労回復させたりと、梅干の独特の酸味には医者要らずと呼ばれるくらい健康効果が期待できます。
たんぱく質、脂質、カルシウム、リン、鉄分、ビタミン、有機酸を含み、腹痛を予防したりや血液をサラサラにする利点があります。
高血圧や腎臓病で塩分制限が必要な方を除いて、1日に2個くらいまでは気にすることなく食せます。
熟していない梅の絞り汁を煮つめて黒色のペースト状にすると、梅肉エキスができます。梅肉エキスの作り方は以下の通りです。
1 青い梅1kgをよく洗い、ヘタを取った後に水気を切ります。
2 叩いて梅を割り、種を除いた後、おろし器ですり下ろします。
3 すった梅をこして、加重をしっかり絞ります。
4 果汁を土鍋に入れ、中火でアクを取りながら煮ていきます。
5 1/3くらいに煮詰まったら弱火にし、混ぜてさらに煮詰めます。
6 カラメル状になって、ドロッと筋を引く硬さになったら完成です。
滋賀県立大学の研究で梅肉エキスには強力にピロリ菌を殺菌する効果があることが明らかになりました。
健康食品として以前から腹部症状を和らげる効果があるとされていましたが、新しい効果として抗ピロリ菌作用が発見されたことになります。
また、近畿大学の研究では梅干の「シガレシノール」と呼ばれる抗酸化物質をピロリ菌が泳ぎ回っている液体に溶かすと、ほとんどのピロリ菌の動きが止まることを判明しました。
ピロリ菌の抗菌作用については細胞レベルでの研究が現在も進められています。実際、梅干を食べる習慣のある人ほど胃が健康で、ピロリ菌の感染度を極端に低いことが証明されています。
ウレアーゼと胃酸の方程式
蜂蜜がピロリ菌を抑制する