消化管X線検査は、胃の場合は上部消化管X線検査といい、バリウムと発泡剤を飲む検査方法です。
上部消化管というのは、食道から十二指腸までの上の方の消化管を指します。また、下部消化管というのは、直腸を含む大腸のことを指します。
前日の夕食終了後から、最低10時間以上は絶食します。
検査当日に造影剤であるバリウムを飲み、胃を膨らませるための発泡剤を飲みます。
この状態でX線をフィルムに向かって当てると、バリウムはX線を通さないため白く写り、3次元の対象物を2次元のフィルムに投影することができます。
胃の撮影方法は何種類かありますが、一般的には二重造影法が多いです。
二重造影法とは被検者に転がってもらうことで胃壁にバリウムを馴染ませ、邪魔なバリウムを胃袋の邪魔にならないところに寄せます。
胃壁に薄くバリウムが張りついている状態で膨らんだ胃を撮るため、半透明の胃袋が撮れて胃壁の微細な凹凸が表現されます。
胃の形態、位置の変化、バリウムの付着具合などにより、胃粘膜の変化を観察して異常を発見します。
わずかに凹んだところには水溜りのようにバリウムが溜まるので、小さな潰瘍でも分かります。
また、わずかな盛り上がりでもバリウムがはじかれ、小さなポリープでも分かるようになり、胃の健康診断の主流になってきました。
ピロリ菌の検査では消化管X線検査は行われませんが、健康診断では以前から広く採用されています。
胃腸科では比較的苦痛のない、消化管X線検査を採用している病院も多いので、調子の悪い方は一度受けてみましょう。
学名
ヘリコバクターピロリ
身長
約3-5μm
特徴
胃のみで生きられる
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