胃アニサキス症

胃の病気

胃アニサキス症の症状

胃アニサキス症の症状胃アニサキス症はアニサキスという幼虫が胃の中に潜伏している病気です。

症状は激しい胃痛に伴い、上腹部の強い痛みと吐き気、嘔吐を伴うことがあります。

嘔吐に際しては胃液のみの場合が多く、下痢もないことが一般的な食中毒と異なるのも特徴です。

原因は生のタラ、サバ、イカといった魚介類と一緒にアニサキスの幼虫が体内に侵入することです。白い細い形をしたアニサキスの幼虫が胃粘膜内にもぐり込もうとするために、突発的な腹痛が起こります。

「サバに当たって、吐き気が止まらない」と話で良く聞きますが、その多くは魚の中にいるアニサキスの仕業です。

アニサキスはイルカやクジラの回虫でその腸に寄生しています。イルカやクジラの便にはこの寄生虫の卵が沢山含まれますが、この便を魚が食べ、その魚の腸のなかで卵が孵化して幼虫になります。

同様にその卵を持った魚を人間が食べて、アニサキスが幼虫になる場合があります。そのアニサキスの幼虫が入り込んだ胃壁は盛り上がり、赤くただれを伴います。

また、ピロリ菌の感染が原因で、胃アニサキス症になりやすいとの報告は受けておりません。

胃アニサキス症の治療

食後2~12時間以内に始まる激しい腹痛と嘔吐は、あまりの苦しさに診断の確定を待たず緊急開腹せざるを得ないこともあります。

通常は内視鏡でアニサキスを捕まえて、完全に取り除きます。アニサキスの幼虫を排除すると、痛みはすぐになくなります。

ただ、小腸まで入り込んだアニサキスは内視鏡でも捕まえられないので、自然に死ぬのを待つしかありません。アニサキスの幼虫は人の体内では成虫に発育することができないです。

また、アニサキスは生ものに寄生しやすいためにしやすいのですが、加熱に弱く、また冷凍することで死滅させることもできます。

飲食店で加熱できないシメサバなどを料理する場合には、-20℃以下で24時間以上冷凍することが予防法の1つとされています。

胃アニサキス症は胃痙攣、胃潰瘍、虫垂炎などの症状と類似しているので、我慢せずに医師の診断を受けるようにしましょう。

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ピロリ菌のデータ

ピロリ菌のデータ   学名  
Helicobacter Pylori
  身長  
約3-5μm
  特徴  
胃のみで生きられる

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