急性胃拡張は胃に内容物が停滞し、急性的に胃の容積が拡大する病気です。
まだ、切除技術が開発段階だった頃には、腹部の開腹手術のあとに起こりましたが、現在は非常にまれな疾患になっています。
症状は腹部膨満、嘔吐、脱水のショック症状が起こります。
嘔吐も頻発に、少しずつあふれるようになり、容易に止まりません。緑褐色の液体を大量に吐き出し、時間が経つと黒褐色のものを吐きます。
水分と電解質を大量に失うために、無欲状態、痙攣などが起こります。
腹部外科手術後以外の原因は、肺炎や急性伝染病などの重症感染症、脊髄損傷、腹部外傷、腹部のギプス包帯固定後などが挙げられます。これは胃の菌層の急激な麻痺と胃の運動の反射性の麻痺によるものです。
また、ピロリ菌の感染が原因で、急性胃拡張になるとの報告は受けておりません。
腹部のレントゲンで、拡張した胃のガス像を確認することができます。
即時に胃の中に溜まっている内容物をチューブで吸引し、外に出してあげます。電解質の補整、たんぱく質の補給、血糖のコントロールを行います。
禁食とし、胃腸を安静にし、点滴で経過を見ます。また、自然と良くなることも多いです。
いずれにしても、急性胃拡張を含め、胃の不快感は症状だけでどのような病気か正確に判別することは難しいです。違和感を覚えたら、早めに専門医の診察を受けましょう。
学名
ヘリコバクターピロリ
身長
約3-5μm
特徴
胃のみで生きられる
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